👶 育児・子育て支援 | 2026年6月8日 | ⏱ 約10分
2026年版こども家庭庁・育児支援制度と給付金まとめ
この記事のポイント:2024〜2026年に拡充された主な育児支援制度の全体像/もらえる給付金の金額と申請方法/申請期限・注意点
📋 この記事の目次
こども家庭庁と育児支援制度の全体像
2023年4月に発足した「こども家庭庁」は、子ども政策を一元的に担う政府組織です。「こどもまんなか社会」の実現を目指し、2024〜2026年にかけて育児支援制度が大幅に拡充されています。
2024〜2026年 主な育児支援制度の変更点
| 制度名 | 主な変更・新設内容 | 実施時期 |
|---|---|---|
| 児童手当 | 所得制限撤廃・高校生まで拡充・第3子加算増額 | 2024年10月〜 |
| 育児休業給付(出生後) | 父母ともに育休取得で手取り実質100%へ | 2025年4月〜 |
| こども誰でも通園制度 | 就業不問で0〜2歳が月10時間保育所利用可 | 2025年度全国展開 |
| 高校授業料無償化 | 所得制限撤廃(一部都道府県先行) | 2026年〜 |
| 子育て世帯生活支援特別給付金 | 低所得子育て世帯への臨時給付 | 随時 |
2024年拡充:児童手当の改正内容
2024年10月分(12月支払い)から児童手当が大幅に拡充されました。(出典:こども家庭庁「児童手当制度のご案内」)
拡充後の児童手当の金額
| 対象年齢 | 第1子・第2子(月額) | 第3子以降(月額) |
|---|---|---|
| 0〜2歳 | 15,000円 | 30,000円 |
| 3歳〜中学校修了 | 10,000円 | 30,000円 |
| 高校生(15〜18歳) | 10,000円(新設) | 30,000円(新設) |
主な変更ポイント
- 所得制限の撤廃:高所得世帯も受給対象に
- 高校生まで延長:従来は中学生(15歳)まで → 高校生(18歳)まで
- 第3子加算の拡充:第3子以降は月15,000円→30,000円に倍増
- 多子加算のカウント方法変更:大学生年代(22歳未満)の子も多子加算のカウントに含める
3人兄弟(0歳・3歳・6歳)の場合、拡充後は月15,000円+10,000円+30,000円=55,000円/月(年66万円)の受給が可能になりました。
育児休業給付金の仕組みと新制度
育児休業給付金は雇用保険から支給される給付で、育休中の収入を補填します(出典:厚生労働省「育児休業給付の内容と支給申請手続き」)。
育児休業給付金の基本
- 支給率:休業開始前賃金の67%(開始から6ヶ月)→ 50%(6ヶ月経過後)
- 社会保険料免除:育休中は健康保険・厚生年金の保険料が免除
- 手取りベースでの手取り維持率:税・社会保険料免除を含めると約80%程度
2025年4月〜:出生後休業支援給付(手取り実質100%新制度)
「出生後休業支援給付」では、子どもが生後28日以内に父母がともに14日以上育休を取得した場合、育休開始から28日間の給付率が80%(社会保険料免除込みで実質約100%)に引き上げられます。
幼児教育・保育の無償化の範囲
2019年10月から実施されている「幼児教育・保育の無償化」の現在の範囲です。(出典:こども家庭庁「幼児教育・保育の無償化」)
| 対象 | 無償化の範囲 | 対象施設 |
|---|---|---|
| 3〜5歳全員 | 利用料が原則無償(上限なし) | 認可保育所・認定こども園・幼稚園 |
| 3〜5歳全員 | 月37,000円まで補助 | 認可外保育施設等 |
| 0〜2歳(住民税非課税世帯) | 利用料が無償 | 認可保育所・認定こども園 |
| 0〜2歳(住民税非課税) | 月42,000円まで補助 | 認可外保育施設等 |
給食費(副食費:月4,500円目安)・行事費等は無償化の対象外です。
こども誰でも通園制度
2024年から試行、2025年度から全国展開予定の「こども誰でも通園制度」は、保護者が就業要件なしで0〜2歳の子どもを保育所等に月10時間まで預けられる制度です。
- 対象:0〜2歳(保護者の就業状況問わず)
- 利用時間:月10時間(上限)
- 利用目的:育児の一時的なリフレッシュ、就活・通院等も可
- 費用:子ども1人あたりの利用者負担は300円/時間程度(自治体により異なる)
その他の支援制度一覧
| 制度名 | 内容 | 窓口・申請先 |
|---|---|---|
| 出産育児一時金 | 1児につき50万円(2023年4月〜) | 健康保険組合・協会けんぽ |
| 出産手当金 | 出産前後98日間・賃金の約67% | 健康保険組合 |
| 子育て世帯臨時特別給付金 | 低所得子育て世帯への臨時給付(随時実施) | 市区町村 |
| ひとり親家庭等医療費助成 | 医療費の自己負担を軽減 | 市区町村 |
| 教育資金贈与非課税制度 | 祖父母から教育費として1,500万円まで非課税 | 信託銀行等 |
| 子育てエコホーム支援事業 | 省エネ住宅取得・リフォームへの補助金 | 国土交通省 |
⚠️ 免責事項
本記事は情報提供を目的としており、投資・税務・法律の専門的アドバイスではありません。制度の内容・金額・対象要件は変更される場合があります。最新情報はこども家庭庁・厚生労働省・お住まいの市区町村の公式情報をご確認ください。
よくある質問
Q. 2024年から拡充された児童手当の金額はいくらですか?
A. 2024年10月から、0〜2歳:月15,000円、3歳〜中学生:月10,000円(第3子以降30,000円)、高校生:月10,000円(新設)。所得制限が撤廃されたため高収入世帯でも受給できます。(出典:こども家庭庁)
Q. 育児休業給付金はいくらもらえますか?
A. 育児休業給付金は休業前の賃金の67%(6ヶ月後50%)が支給されます。2025年4月からの出生後休業支援給付では、父母ともに14日以上育休を取得した場合に給付率80%(社会保険料免除込みで実質約100%)になります。(出典:厚生労働省)
Q. 幼児教育・保育の無償化はどこまで対象ですか?
A. 3〜5歳は全員、認可保育所・認定こども園・幼稚園の利用料が原則無償です。0〜2歳は住民税非課税世帯のみ無償。(出典:こども家庭庁)
Q. こども誰でも通園制度とは何ですか?
A. 2025年度から全国展開予定の制度で、保護者が就業しているかどうかに関わらず、0〜2歳の子どもを保育所等に月10時間まで預けられます。(出典:こども家庭庁)
Q. 子育て世帯への定額給付金は2026年もありますか?
A. 2026年時点での定額給付金の予定については、政府の予算決定を都度確認する必要があります。最新情報はこども家庭庁・お住まいの市区町村の公式サイトでご確認ください。
📚 参考・公式情報