教育ローンvs奨学金:違い・メリット・選び方を徹底比較【2026年版】
教育ローンと奨学金の基本的な違い
| 項目 | 教育ローン | 奨学金 |
|---|---|---|
| 借りる人 | 親(保護者) | 学生本人 |
| タイミング | 入学前から利用可 | 在学中に毎月受け取り |
| 返済義務 | 親が返済 | 学生本人が卒業後に返済(給付型は不要) |
| 金利(目安) | 年1.5〜5%(民間)/年2.25%(公庫) | 無利子〜年3%(JASSO) |
| 入学金・受験費用 | 使用可 | 不可(在学費用のみ) |
| 審査 | 収入・信用情報 | 成績・家計基準 |
日本学生支援機構(JASSO)の奨学金種類
給付型奨学金(返済不要)
- 対象:住民税非課税世帯・準ずる世帯(2024年度以降は中間層にも一部拡大)
- 支給額:月2万〜7万5,000円(学校種別・自宅通学か否かで異なる)
- 授業料等減免制度と合わせて活用
第一種奨学金(無利子・貸与型)
- 金利:0%(無利子)
- 支給額:月2万〜12万円(学校種別で異なる)
- 成績・家計基準が厳しい
第二種奨学金(有利子・貸与型)
- 金利:年最大3%(変動)、在学中は無利子
- 支給額:月2万〜12万円(大学院は最大15万円)
- 第一種より基準がゆるい
国の教育ローン(日本政策金融公庫)の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 金利 | 年2.25%固定(2026年6月時点) |
| 借入限度額 | 子1人につき350万円(一部450万円) |
| 返済期間 | 最長18年 |
| 使途 | 入学金・授業料・下宿費用・受験費用等 |
| 年収上限 | 590〜790万円(子の人数・学校により異なる) |
💡 国の教育ローンは入学「前」から借りられるため、入学金や受験費用にも使えます。奨学金だけでは間に合わない場合に組み合わせることが多いです。
賢い組み合わせ方
- 給付型奨学金の資格確認(最優先):返済不要のため最初に確認
- 国の教育ローン(公庫):金利が低く入学前から使える
- JASSO第一種(無利子):成績・家計基準を満たすなら優先
- JASSO第二種(有利子):不足額の補完として利用
- 民間教育ローン:公的制度を使い切った場合の最終手段
奨学金の返済が苦しい場合の対処法
- 返還猶予制度:失業・低収入等の場合、最大10年間猶予可能
- 減額返還制度:月の返還額を1/2または1/3に減額(最大15年)
- 所得連動返還方式:収入に応じて返還額が変わる(第一種のみ)
⚠️ 免責事項
本記事は情報提供を目的としており、個別の金融アドバイスではありません。金利・制度内容は変更される場合があります。最新情報はJASSO・日本政策金融公庫・文部科学省の公式サイトをご確認ください。
よくある質問
Q. 教育ローンと奨学金の違いは何ですか?
A. 教育ローンは「親(保護者)が借りる」資金で、入学前から使え、利用資格の制約が少ない金融機関からのローンです。奨学金は「学生本人が借りる(または給付を受ける)」制度で、在学中に毎月受け取ります。最大の違いは「借り手」と「受け取るタイミング」です。
Q. 日本学生支援機構の奨学金の金利はいくらですか?
A. 日本学生支援機構の第二種奨学金(有利子)の利率は変動型・固定型を選択できます。2026年時点での上限は年3%(変動)または入学時固定(在学中は無利子、卒業後から利子付き)です。実際の利率は市場金利により変わります。第一種奨学金(無利子)は利子はゼロですが、成績・家計基準が厳しいです。
Q. 国の教育ローン(日本政策金融公庫)の金利はいくらですか?
A. 日本政策金融公庫「教育一般貸付」の金利は年2.25%(固定、2026年6月時点)です。ひとり親家庭・世帯年収が低い場合などは優遇金利が適用されます。借入上限は子ども1人につき350万円(一定の学校は450万円)です。
Q. 奨学金の返済が苦しくなった場合どうすればよいですか?
A. 日本学生支援機構の奨学金は「返還猶予制度」(最大10年間、月収に基づく猶予)「減額返還制度」(月の返還額を1/2〜1/3に減額)「所得連動返還方式(第一種)」があります。収入が低い場合は申請することで返還額を抑えられます。滞納すると「日本学生支援機構」からの督促・信用情報への登録につながるため早めに相談することが重要です。
Q. 給付型奨学金とはどんな制度ですか?
A. 給付型奨学金とは返済不要の奨学金です。日本学生支援機構の「給付型奨学金」は住民税非課税世帯またはそれに準ずる世帯の学生が対象で、授業料等の減免制度(高等教育の修学支援新制度)と合わせて活用できます。2024年度から「中間層」(年収380〜600万円目安)にも対象が拡大されています。